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むち打ち症



むち打ちといえば、交通事故を思い浮かべる方が多いと思いますが、事故によるショックが、どのように鞭打ちの症状を引き起こすのかは、詳細には解明されてはいないようです。

西洋医学は日々進歩し、MRIなどの適切な活用で鞭打ちによる骨への影響を確認できる場合も増えてきたようですが、完治にはなかなか至らない人が多いのが現実です。
むち打ち症を簡単に説明すると「捻挫のような状態になり、大きな緊張が頚部の組織を損傷する」ということになるようですが、それだけでは何の説明にもなっていません。もしも、そうであるなら事故直後に痛みや何らかの症状が出ていなければならないことですが、実際には、暫く立ってから症状が出てくることも多いようです。

さらには、MRI検査をしても異常が見られず、西洋医学的には、どこも悪くないはずなのに自覚症状があり、痛みを感じている方が多いのです。バックのときにぶつかったり、駐車場の中でぶつかったときに痛めたという方もおられますので、時速15km以下でもむち打ち症になると考えることもできるのではないでしょうか。


では、なぜMRIでもわからないのか

西洋医学で考えるところの、「脊柱の軟骨部分から浮腫がはみ出し、それが脊髄を圧迫するから」さらには「浮腫が、だんだん大きく膨らんできて、圧迫を始める頃に症状がではじめる」という説明だけでは、説明しきれないからです。

むち打ちに限らず、頚椎のズレ(旋回や後方突起)は2番と7番にでやすいのですが、それらの微妙なずれは、MRIでもわかりにくいようです。頚椎2番は触ることも難しい骨ですので、注意が必要です。
実際にズレが大きい場合には、軽く触れただけで大変な痛みを伴うことがありますので、施術の際には、短時間で効果的な方法を用いることが重要になります。ズレの方向を確実に把握しなければ、よりズレを増幅することも考えられますので、むやみに圧したりひねったりすることは避けるようにしてください。首を引っ張るようなことも、やめたほうが良いでしょう。整体全般に言えることですが、筋肉に触れるときには、症状にあわせできるだけ弱い力で抑えることが重要です。



骨だけに焦点を当てていると、見落としてしまうこともあります。
すでに触れましたが、頚には大小さまざまな筋肉があり、大きな筋肉だけではなく、小さな筋肉に損傷を受けただけでも、むち打ちの症状がでてくることも多いのです。可動域を狭めたり、痛みを誘発している原因をしっかりと見極めることが、何よりも重要になります。

頭部・頚部と鎖骨や肋骨を結んでいる筋肉で有名なものに胸鎖乳突筋などがありますが、小さな衝撃で影響を受ける筋肉は、頭棘筋や頚棘筋・頚腸助筋・斜角筋のような小さな筋肉群であることが多いように思われます。



小さな筋肉だからといって見過ごすことはできません


どちらかというと、大きな筋肉よりも、細かな筋肉のほうが、よりむち打ち症に与える影響が大 きいようにも思えます。ですから、簡単には完治しないのでしょう

それらの筋肉群は、目・耳・顎などに影響を及ぼすだけではなく、深い呼吸の妨げになることも考えられます。

むち打ちは、首だけに原因があるわけではありません。
事故の衝撃で、全身に衝撃が走り、多くの筋肉に異常な収縮をおこしていることがほとんどです。脚、腕をしっかりとほぐし、背中の硬縮も弛めることが重要になります。
何年も痛みに苦しまれる方がいるのは、そういった硬縮を放置しているからでしょう。

ほぐしどころにも、むち打ち症を訴えてこられるお客様が多いのが現実です。(交通事故が多いのも問題です)

症状や患ってからの期間はまちまちですが、むち打ち症の方に、強い圧を加えることは禁物です。骨のズレや筋肉の硬縮を探りだし、一つ一つ痛みの原因を取り除いて行くことになるのですが、むち打ちの場合一度で全快ということは少ないです。程度と患ってからの期間の長短にもよりますので、むち打ちかなと思ったら放っておかずに、摂り合えず診てもらう様にしてください。

同じような文面を繰り返し書き込みましたので、読み難いところもありましたでしょうが、大切な部分ですので重複させました。ご了承ください。




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