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断食入門


私は、一日に一食か二食で十分ということはすでに書きましたが、初めからそうだったわけではありません。何となくそうなってしまったのです。ですから、皆さんにお勧めはいたしませんが、「たまに断食などはいかがでしょう」と、お客様にもお話しさせていただいておるわけです。
というのも、日頃食べ過ぎている方が多いように感じているからです。
「なにがなんでも一日三食食べなければなりません」という方に、二食にしてくださいというのは酷というものです。ですが、週に一回や、二週間に一回くらい、お腹の中を空っぽにすることは可能ではないでしょうか。
不思議に思う方もいらっしゃいますが、断食の後は便通が良くなったり、体が軽くなったりする方が多いのも事実
です。水風呂と瞑想と並ぶ、私の健康法の一つです。


断食といっても様々です

三日以上食を断つ本来の断食と、一日絶食する、一日断食。そして、18時間の半断食。12時間のプチ断食です。
入門編としてはプチ断食を何回か行うのがよいでしょう。その後は、定期的に半断食を行い。慣れてきたら、一日断食を行うのも心地よいと思います。三日以上の断食は、専門家の指導の基に行わなければ危険を伴いますので、断食道場などへ出向いて行うようにしてください。


では、簡単な断食の方法を書いておきます

プチ断食
は、意識しなくても結果的にそうなってしまうことがあります。忙しくて一食抜いてしまったなんていう具合ですね。お腹はすくことでしょうが、まれにあることですので、たまには、意識的に行ってみることも悪くはありません。できることなら、夕食を抜いてみてはいかがでしょう。

半断食は、プチ断食プラスもう一食抜くというものです。18時間胃に固形物を入れなければ、腸も休む時間を与えられるというものです。できたら、夕食と翌日の朝食を抜くのが良いかもしれません。うまくいけば、24時間の断食が可能です。

次は、一日断食です

文字通り、一日何も食べないということですが、水分は摂りましょう。野菜ジュースや豆乳でもかまいません。
半断食もそうなのですが、一日断食をする場合、その準備と断食明けの過ごし方にも気をつけてください。
そう難しいことではないのですが、断食後は、胃が生まれ変わっていますので、お腹いっぱいになるまでガツガツと食べることなく、動物性蛋白や甘いもの、油ものは
避けた方が良いでしょう。

以下の症状がある方は断食はしないでください

熱がある人
妊娠中の女性
不整脈がある人
体力に自信がない人
慢性の病気で薬をのんでいる人
10歳未満の子供、65歳以上の高齢者
慢性肝炎、肝硬変、胃潰瘍がある人
脳卒中、心筋梗塞、ガンなどの重い疾病のある人


それ以外でも、不安のある方や気になる点がある方は、専門家に相談するか、かかりつけの医師に相談し、無理のない範囲で行ってください。





ほぐしどころ

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